外車の車検費用が高額な理由

・法定費用が高い
自動車には「自動車重量税」がかかり、重量が大きいほど税金も高くなります。外車は重量が大きいものが多く、国産車に比べて税金が高額になりがちです。自動車重量税は500kgごとに金額が決まっており、車体サイズは同じであっても、重いほうが税金は高いのです。

・正規ディーラーの土地代やメーカーの研修費の上乗せ
ほとんどの外車のディーラーは、人通りが多く、利便性の高いアクセスのよい場所に建っています。このような場所の土地代は、相場よりも高額です。また新車が発売されると営業販売のための研修も実施され、人的にも物質的にも費用がかかります。このような費用も車検費用に影響していると考えられます。

・部品交換費用が高い
外車の部品は定期的に交換が必要な場合も多く、国外メーカーに確認して取り寄せる際のコストが上乗せされるため、高額になりがちです。また、部品はさびや劣化を防ぐ必要があり、保管管理にもコストがかかります。

・整備費用が高い
外車を大切に長く乗るため、丁寧な整備を求める方も多い傾向です。こまめな修理やオイル交換を行うと、整備費用はその都度かかります。

外車の車検の準備・流れ

外車の車検の流れは国産車の場合とほぼ同じです。具体的な準備や流れをご紹介します。

【準備】
・車検証
車が保安基準を満たし、公道を走行できる状態であることを示す書類です。

・車検費用
車検ではまとまった金額が必要になることを想定し、現金なのかクレジット払いなのか、支払い方法も確認しておくと安心です。

・自動車納税証明書（継続検査用）
オンラインでの納税確認ができるようになり、場合によっては自動車納税証明書が不要なこともありますが、念のため用意しておくと安心です。

・自賠責保険証
車に乗る人の義務である自賠責保険への加入を示す書類が車検時に必要です。

・印鑑
車検を依頼する場所によって、要・不要が異なります。

・ロックナットアダプター
ロックナットを取り付けている場合にはアダプターが必要になるため、車検時に持参します。

【流れ】
・1．見積もり（依頼・実施）
まずは車検を依頼する業者を選ぶため、見積もり依頼を出します。車検は外車のディーラーだけでなく、ガソリンスタンドや車検の専門店、整備工場などで依頼可能です。車検費用は、車種（軽自動車、小型車、中型車）によっても異なります。複数の場所で見積もり依頼をして、サービスや料金体系、日数などを比較検討してください。

・2．車検
実際に車検を依頼します。正規ディーラーであれば、部品の交換や取り寄せなどもスムーズであり、保証の面でも安心して任せられます。ディーラー以外で車検を依頼する場合には、どこまでのサービスを提供してくれるのか確認した上で依頼することが大切です。

・3．引き渡し
車検が無事完了したあとは代車を返却し、外車を受け取ります。

・4．清算
車検にかかった費用を支払います。

このように、外車を車検に出す場合は色々と考える必要があります。鹿児島市で外車の車検で気になることがあれば、スクーデリアまでお気軽にお問い合わせください。